働くママに多い悩みと両立するための働き方とは
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女性の働き方で挙げられる悩みで多いのが、「育児」との両立です。
働くママが増えたとはいえ、悩みが解決されたとは言えないのも現実です。
そこで、働くママから聞こえる悩みと、両立するための働き方をご紹介します。
【働くママの悩み】
結婚、出産を経ても仕事を続ける女性が増えました。内閣府が出している、「女性の年齢別労働力率」では、出産や育児に手がかかる年代で一旦仕事から離れ、労働力が減少するため、グラフはM字を示しています(Mの谷底の部分が、出産・育児による離職)
出典:https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2006/18webhonpen/html/i1412110.html)。
しかし、この谷底の深さは年々穏やかになっているとも言われ、働きながら育児をする女性が増えていることがわかっています。そんな、働くママから出る悩みは、子育てや家事との両立に関することが多く見られます。
以下に、主な悩みを挙げます。
・子どもとの時間が確保できない
・家事がおろそかになってしまう
・仕事と育児によるイライラやストレスがたまる
・子どもの体調不良などで、休まざるを得ないことがある
・残業や休日出勤ができず、仕事が中途半端になってしまう
【仕事と両立するための働き方】
では、働くママが仕事と育児を両立するためには、どのような働き方を選べば良いのでしょうか。今は様々な働き方があるので、その一部をご紹介します。
・時短勤務
フルタイムで働くと、どうしても仕事に多くの時間を取られてしまいます。
そのため、通常は18時までが定時のところを、16時までとする時間短縮勤務で働くという方法があります。
時短だと、自宅から保育園まで距離がある人や、夕飯の支度や家事の時間が確保できないという人にもゆとりができますね。
まだまだ育児に手がかかる時期は、時短で割り切って働くのもありです。
・リモートワーク
次に、コロナ禍で一気に普及したリモートワーク(在宅勤務)です。
接客や出勤の必要がない職種や部署に限られますが、リモートワークが可能なら、通勤時間の分ゆとりができます。また、もし子どもが体調不良などで保育園に預かってもらえない場合も、自宅で看つつ、傍でできる仕事をこなすことが可能です。
・ベビーシッター
まだ日本ではあまり馴染みのないベビーシッターですが、徐々に見かけるようにはなっています。
登録して都度お願いするものや、月額制で利用できるサービスなど様々。知らない人に家に来てもらったり、子どもを預けるのが不安という人は、知人の紹介や、事前の面接などを行うと良いでしょう。
また、部屋に設置して遠隔で見る事ができるカメラなども販売されていますので、こうしたツールを取り入れるのも、安心に繋がります。
・会社の制度を利用する
大手企業などの場合、会社に託児所が設けられていたり、子連れ出勤が認められているという所もあります。もし、お勤めの会社にこのような制度がある場合は、実際に利用してみるのも手です。
これらの求人は、全体の求人数と比較するとまだまだ少ないのが現実ですが、徐々に増えてきているのも事実です。
◆キーワードは一人で背負いこまない、頼る
育児と仕事を両立するための働き方をお伝えしました。
地域にも会社にも利用できる制度はありますので、うまく活用することが両立する上で欠かせません。
そして、何より自分一人で抱え込まず、夫や両親、友人、知人、地域の育児・ファミリーサポートといった、周りの人を巻き込むのが要です。一人で全てを背負いこもうとすると、ストレスにつながり、結果、愛する子どもへと伝わってしまい悪影響を及ぼすことも。辛いこと、悩んでいることは早めに相談できる人を頼りましょう。
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